この記事は、実際の営業収入やその日にお乗せしたお客さまのこと、ちょっとした気づきや反省などをまとめてあります。
1回目のアプリ配車でなかなかの単価を引いたときは、「何だか今日は行けそうな気がする~」と思ったのですが、その後良くて1000円代という低単価が続き、「今日は駄目な気がする…」と意気消沈。
ただ、諦めずにコツコツやっていたら、最後の2回が万収というミラクルがおきました✨
今日は、その2回の万収を中心にお話させて頂きます。
ブログ記事を面白く読んでもらうための表現を使うことがありますが、普段の接客・接遇は丁寧にしておりますのでご了承ください。
営収報告
今回、乗車した日の営収は以下の通りです。
乗務結果
営収 | 86280円 | 走行距離 | 332.7km |
チケット | 35760 円 | ハンドル時間 | 1020分 |
クレジット | 28080 円 | 休憩時間 | 180分 |
現金 | 25580 円 | 出庫・帰庫 | 7:19 – 3:19 |
※ 別途ETC料金3140円あり
① 世田谷~東京駅のお客さま
年齢・性別 | 90代の男性1名・60代の女性1名 | 利用料金 | 8200円 |
状況 | アプリ配車 | 距離 | 16.6km |
前回は、あさイチの都内へ向かうルートを変えましたが、あんまり良い感触ではありませんでした。
そこで、元のルートに戻して都内方面に頭を向けて走っていると…
はい、アプリが鳴りました♪
ただ、迎車場所が走っている方向の真逆(後ろ)だったんですよね。
今日のルートの道路はUターンできるポイントが少ないため、かなり先まで進んでUターンか回り込むしかありません。
何度も経験があるのですが、迎車場所と違う方向に走ると「このタクシー何してんねん!?」と思われてキャンセルになることがあるので、ちょっと面倒ですが左側に車を寄せて「確認しました」「向かっています」というメッセージをすかさず送りました。
自分の経験上、このひと手間のメッセージ送信をするかしないかで、キャンセル率が大きく変わると思います。
ただ、渋滞で車が動かなかったので、更に「渋滞にまきこまれています」というメッセージを送ったら、「問題ありません」と返信がきたので「キャンセル無し確定!」と安心して迎車場所まで行くことができました。
そして、このお客さまの行先が東京駅八重洲口だったんですね。
1回目から8200円となかなかの単価を叩き出し、「今日はイケる!」と思ったのですが、その後低単価祭りで苦しんだことも合わせてお伝えしておきます。
タクドラ稼業は甘くなっすね…
②渋谷~亀有のお客さま
年齢・性別 | 20代の女性1名 | 利用料金 | 8560円 |
状況 | 手上げ・帰宅 | 距離 | 19.3km |
繰り返しになりますが、最高のスタートを切った後に地獄をみました。
夜の8時まで700円、800円、1000円などの低単価が続き、全然営収が伸びません。
腐らずにコツコツ積み重ねて41500円作ったのですが、夜のロングなんて運の要素もあるのでどうなるか分かりません。
「青タン前に、もう少し営収を伸ばしておきたいな…」
渋谷のお決まりのルートを流していたのですが、いつもなら手が上がるはずが1周しても手が上がりませんでした。
悩みに悩んだ挙句、「違うルート攻めてみるか…」と大通りを外れて隠れ家的なお店のある通りをゆっくり走っていたら、何やらこっちを見ている女性がいます。
「でも、手は挙げてないよな…」
ただ、何か気になるので通り過ぎた先に車を停めてみたら…
コンコン♪
女性がドアのガラスをノックしてきました!
「キタ!」
更に目的地を聞いたら
「江東区亀戸… 高速使ってください!」
はい、これで完全にスイッチが入りましたね(笑)
行きに首都高を使っただけでなく、帰りも首都高を爆走して渋谷に戻りました。
③ 渋谷~西武立川のお客さま
年齢・性別 | 30女性1名 | 利用料金 | 18910円 |
状況 | 手上げ・帰宅 | 距離 | 38.7km |
渋谷に戻っていつものルートを流していたら、女性を連れた男性の手が上がりました。
「お!?経由地ありのロングか!?!?」
めっちゃ期待したのですが、男性は「じゃあね~」といって夜の街に消えて行ってしまったんです。
「マジか… これで距離減ったわ…」
そんな凹んだ気持ちを察せられないように、爽やかな声で「どちらまでいらっしゃいますか?」と聞いたら、「西武立川まで」というじゃないですか。
もうその瞬間、「これめっちゃ遠くね!?」って武者震いしましたよ(笑)
そして、ナビに目的地を打ち込んでルートを表示させたら…
38.7km
もちろん、高速OK!
「よっしゃーーーーーー!」って、マジで叫びたい気持ちを抑えつつ、「西武立川ですね!」と冷静に決めました(爆笑)
ただ、西武立川むちゃくちゃ遠いんですよ。
帰ってくるときに中央道の八王子ICから高速に乗ったんですが、途中ベースのある福生市を通りましたからね…
往復で約77kmなので心身ともに疲れましたが、途中で寄ったコンビニで顔を洗って気合を入れなおし、「まだまだ!」と爆速で渋谷に戻りました。
④渋谷~横浜市西区のお客さま
年齢・性別 | 20代の女性1名 | 利用料金 | 14760円 |
状況 | 手上げ・帰宅 | 距離 | 32km |
西武立川から渋谷に戻ってきたら0時を回っていたので、「あと2回できるかな…」と渋谷ルートを流していました。
信号で止まると、路上に付け待ちしている東京無線の車の横に。
ですから、ちょっと頭を出して集中してました。
すると、20代くらいの女性が明らかにこっちに向かってくるじゃないですか。
すかさず、アイコンタクトとお辞儀。
同時にドアを開けたら…
左のポールポジションにつけていた東京無線ではなく、その右側の自分のタクシーを選んでくれました✨
そして、この女性が横浜市西区までのロングのお客さまだったんです!
東京無線の運転手さん、本当に申し訳ない。
ただ、選んだのはお客さまなので悪いことはしませんけど(笑)
首都高→環八→第三京浜と、効率よくお客さまをお送りすることができました。
ただ、帰庫時間を考えるとここで時間切れ。(1度帰庫時間オーバーをして反省文を書いているので繰り返せない)
結局、日中の低単価祭りのせいで抜8万円の壁を突破できませんでした…
1日を通しての反省・課題・気づきなど
正直、低単価が続いて営収が伸びなかったので、「今日は無理せずのんびりしようかな…」という考えが頭をよぎったんですよね。
ただ、悪いなりに頑張っておこうと諦めなかったのが、ロングを引き寄せたんだと思います。
もちろん、頑張ったら必ずロングを引けるとは思いませんが、やめてしまったら確率がゼロになることだけは間違いないですからね。
でも、理想は日中にもっと数字を伸ばしておいて、余裕をもって夜の時間帯を迎えたいっす。
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