現役タクドラのけんです。
この記事は、実際の営業収入やその日にお乗せしたお客さまのこと、ちょっとした気づきや反省などをまとめてあります。
今日はTDLを引いたのは良かったのですが、千葉に飛ばされるとその後の立ち回りが難しいですね…
あと、今日も渋谷・新宿で「ロング引くまで帰れま10やりました(笑)
果たして結果は!?
ブログ記事を面白く読んでもらうための表現を使うことがありますが、普段の接客・接遇は丁寧にしておりますのでご了承ください。
営収報告
今回、乗車した日の営収は以下の通りです。
乗務結果
営収 | 75900円 | 走行距離 | 282.4km |
チケット | 55800 円 | ハンドル時間 | 1024分 |
クレジット | 14800 円 | 休憩時間 | 180分 |
現金 | 6620 円 | 出庫・帰庫 | 7:20 – 3:24 |
① 杉並~TDLのお客さま
年齢・性別 | 20代の男性1名・女性1名 | 利用料金 | 12000円 |
状況 | アプリ配車・観光 | 距離 | 27.3km |
今日もあさイチでアプリが鳴って、「幸先の良いスタート!」と清々しい気分で迎車場所に向かったのですが単価2100円。
「単価2000円あればありがたい」と思っていたら、アプリ配車が連続して単価1600円。
「まぁ、100円代ってこともあること考えればね…」と思っていたら、またまたアプリ配車で単価1200円。
しかも、都内に出たいのに営業所近辺から抜け出せない。
「この流れ大丈夫か!?」
そして、またまたまたアプリが鳴りました。
迎車場所まで10分だったので低単価の場合のリスクがありますが、すぐに手が上がるとも思えないところにいたので取りました。
そうしたら、この配車には違うリスクが2つも存在したんです。
タクドラやってる方なら分かると思いますが、井の頭通りが変則的にカーブしているここの踏切って一度鳴り出したら最後。
全然開かないんですよ💦
明大前の駅が近くにあるからだと思うのですが、上り電車が通り過ぎても下り電車が来ない、下り電車が通り過ぎる前に新たな上り電車が来てしまう…
このときもこんな感じで10分以上足止めを食らいました。
更に、迎車場所は甲州街道の手前なのですが、お客さまのアイコンは甲州街道の向こう側(松原の交差点を右折してすぐのところ)
アイコンの位置はズレることが多々あるので、「お客さまのアイコンの位置を信じて交差点を右折しても居なかったら…」と思うとゾッとします…
ですから、めちゃくちゃ周囲にそれらしき人がいないか注意しながら進みました。
結局は、松原の交差点を右折したら明らかにタクシー待ちの二人組がいたので無事お乗せしたら…
何と目的地がTDL(東京ディズニーランド)でした!
テンテレテンテン、テンテレテレテレ♪
さっきまで不安でいっぱいだったのに、目的地を見た瞬間にエレクトリカルパレードのメロディーが頭の中で鳴りました(爆笑)
12000円(高速代900円)の昼万収✨
ただ、この話には続きがあります。
舞浜駅のロータリーでお客さまを降ろした後、未収書の発行、乗務メモを取ったりしていたら、10代のめちゃくちゃ可愛い女子が後部座席に乗り込んできてしまったんです。(ドアを閉めるのを忘れて作業していました)
「やべえ💦」
最近、未収書の発行忘れなどが多いこともあって、そっちばっかりに気を取られていたので全く気が付かなかったんですよ。
恐る恐る「目的地はどちらになりますか…?」と聞いたら、やっぱり千葉県内。
「大変申し訳ないのですが、東京のタクシーなので目的地が東京でなければお乗せできないんですよ…」
しかし、相手は推定10代。
タクシーのルールなんて知っているはずもありません。
「で、どうすればいいんですか!?」
ちょっとムッとしていたので、丁重に説明したら最後は分かってくれました…
疲れた(笑)
② 歌舞伎町~鷺ノ宮のお客さま
年齢・性別 | 20代女性1名 | 利用料金 | 4000円 |
状況 | 手上げ・帰宅 | 距離 | 8.2km |
TDLで万収を達成したものの、その後は六本木→雷門の5100円、上野→葛西の6700円のミドルがあったくらいで、営収が伸びないまま夜を迎えてしまいました。
20時台も21時台も単価1500円~2000円と冴えません。
「こうなったら、相性が良い渋谷でやるしかない!」と、青タンタイムは渋谷で手上げのお客さまをお乗せしたのですが、3000円、3800円、2000円、4100円とロングを引くことができませんでした。
4100円のお客さまの目的地が西永福だったので、「よし!今日は渋谷はやめて、ラストは歌舞伎で勝負だ!!」と新宿に向かったのが運の尽きだったんですよね。
私は、ホスト遭遇率が高い区役所通りや花道通りではなく、靖国→明治→職安→西武線沿いという歌舞伎町外周ルートをグルグル回っていたら、西武線沿いの道路で女性2人組の手があがりました。
ただ、近づいたら分かったのですが、手を上げていない方の女性がどう見ても具合が悪そうに道路に座り込んでいるじゃないですか…
ただ、理由も無く乗車拒否はできないので、恐る恐るドアを開けると2人ではなく1人だけ乗ってきました。
「酔っ払いをタクドラに押し付けパターンきた~💦」
しかも、乗った瞬間に…
ビシャビシャ音がするくらい吐いてるじゃないですか💦💦💦(食事中の方申し訳ない)
「やられた(泣)」と思ったのですが、上半身を車の外に出して吐いてたので、すかさず普段から用意していた大き目のエチケット袋と大量のウェットティッシュを本人ともう一人に渡しました。
数分位経ったくらいだと思います。
後部座席の方の女性が、「鷺ノ宮〇丁目…」というのでナビに打ち込んだのですが該当する住所がありません。
「このパターン厄介なんだよな…」
そう思ったので、酔っていない女性に確認しました。(以下、その女性との会話)
自分:「すみません、住所が出てこないんですが…」
女性:「取り合えず、鷺ノ宮駅の近くに向かってください!」
自分:「そんなアバウトな状態で行けるわけないやろ…」(心の声)
自分:「住所も分からなくなっているような状態では困ります。どうしてもというのであれば、ご一緒にお乗り頂けますか?」
女性:「・・・・・」
この時点で、「やっぱり手におえないから、タクドラに押し付けるつもりやん」と確信しました。
ただ、ここで奇跡が起こります!
後部座席の泥酔した女性が、自宅の正しい住所を思い出したんですよ(笑)
ナビの画面を酔っていない方の女性に見せたら、「ここです、ここで合ってます!」と確認もとれました。
しかし、まだ不安なので、更に確認を取りました。
自分:「お支払いは大丈夫ですか?」
すると、さすがに迷惑はかけられないと思ったのか、酔ってない女性が千円札を酔っている女性に渡していました。
そして、「ほんとすいません」みたいな顔をしているので、「しょうがねえなぁ~」とお送りしたのですが…
車の揺れで気持ち悪くなって再リバースもあり得るので、アクセル・ブレーキワークに細心の注意を払わなければなりませんでしたし、車内に吐かれてはいないものの、エチケット袋から酸っぱい匂いが漂って「ウッ!」って自分も気持ち悪くなりそうになるしで大変でした。(おかげで一切眠くはなりまでんでしたが)
ただ、大変なのはこれだけではありません。
まず、クレカ払いだったのですが、暗証番号がまともに打てないんです。
その間にも気持ち悪くなったのか、ドアの外に乗り出して吐くのですから気が気じゃありません。(それを予測して会計前にドアを開けておいて良かった)
何とか会計を無事終わらせたのですが、車内に匂いが残っていたので消臭・除菌スプレーを死ぬほど使ったり、ウェットティッシュで隅から隅まで拭いたり掃除も大変でした。
更に、その女性客が現金の忘れ物をしていったんです。(酔ってない女性から渡されたお金)
これで遺失物の書類を書くペーパーワークも増えました…
マジで酔客嫌い!!!
1日を通しての反省・課題・気づきなど
一緒に飲んでいる女性のゲロを手で受け止め、それがきっかけで結婚したカップルの話を聞いたことがありますが、自分には無理ですね。
全力で避けます(笑)
いや、冗談抜きでもらいゲロしちゃうんですよ…
年末に向けて酔客が増えて行くと思うので、出来るだけ被弾しないような対策を考えておこうと思いました。
それにしても、疲れた…
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