現役タクドラのけんです。
この記事は、実際の営業収入やその日にお乗せしたお客さまのこと、ちょっとした気づきや反省などをまとめてあります。
今日は給料日後の週末なので「夜にチャンスありそう!」と思っていたのですが…
本当に凄かった!
繁華街はゾンビ状態!!
回送にしないと、いつまで経っても帰庫できないことになるくらい道路に人が出て手をあげていました。
さて、そんな状態の中、営収はどうだったのでしょうか?
仮眠もとらず、自腹高速で爆走して頑張った結果はいかに!?
ブログ記事を面白く読んでもらうための表現を使うことがありますが、普段の接客・接遇は丁寧にしておりますのでご了承ください。
営収報告
今回、乗車した日の営収は以下の通りです。
乗務結果
営収 | 95900円 | 走行距離 | 319.1km |
チケット | 71820 円 | ハンドル時間 | 1035時間 |
クレジット | 10100 円 | 休憩時間 | 155時間 |
現金 | 2890 円 | 出庫・帰庫 | 8:14 – 4:04 |
※ 別途、障割 360円、ETC代2890円(自腹1010円)あり
① 午前中は低調なスタート
普段は7:15頃に出庫して通勤客を狙っているのですが、今日は明番集会があるので出庫が8:14に…
そうしたら、最初におのせ出来たのが9時過ぎ、更に平均単価が1800円と、ここ最近でもっとも低調な午前中になってしまいました。
1時間の出庫時間の違いで、ここまで変わるとは…
こういうときに、「今日は駄目だ…」とか「夜に期待!」と流すのは簡単なのですが、自分は仕事に限らず「初動」を大切にするタイプなので、「や~めた!」と割り切れないんですよ。
② 羽田第3ターミナルを2回引く
「せめてミドルを引くまで頑張ろう!」と萎えそうな気持ちと戦いながら流しているとアプリが鳴りました。
迎車場所のキュープラザ原宿前に行くと、外国人夫婦と小さい女の子の3人家族が「ほぼほぼ手ぶら」で立っています。
目的地が空港の場合、スーツケースやキャリーバッグなどを持っているケースが多いのですが、この家族は近所の公園までふらっと行くような感じだったんですよね。
ですから、目的地が「羽田第3ターミナル」なのには驚きました(笑)
次に、2回目の羽田のケース。(夜の20:30頃)
アプリで渋谷のメガドンキの前に呼ばれたのですが、最初の目的地は宿泊先の銀座のホテルだったんです。
「last day」と言っているのが聞き取れたので、「今日が日本最後の夜か… 楽しい旅行が台無しにならないようにホテルまで無事に送り届けよう!」なんて思っていたら、更にこんな感じのことを言い始めました。
「Haneda Airport OK!?」
「ちょっと待って!今、羽田って言いましたよね!?」
急激にテンションが上がりました(笑)
多分、再度タクシーを呼ぶのが面倒くさかったのでしょう。
「Two minutes!」と言ってホテルの中に消えていったと思ったら、あっという間にスーツケースを持って戻ってきました。
「何て良いお客さんなんだ(涙)」
タクドラやってると待たされることが多いので、こういうお客さまは本当にありがたいです。
その後、ホテルの近くにある銀座入口から空港西出口まで首都高を使い、羽田第3ターミナルまでお送りしました。
最初の目的地が経由地になって羽田空港というのは初めてのケースでしたね。
③神宮前~スカイツリーのお客さま
年齢・性別 | 20代の男性1名・女性1名 | 利用料金 | 8070円 |
状況 | アプリ配車・観光 | 距離 | 16.1km |
最近は「移動する人狙い」で敢えて渋滞している夕方に流すようにしているのですが、まさにその移動客を捕まえることができました。
アメリカの20代のカップルなのですが、明治神宮か原宿、もしくはその両方を見てから夜景を楽しむためにスカイツリーへ移動するためにタクシーを呼んでくれたようです。
ここで、「出来る限り高速道路を勧めて効率良い仕事をする」という課題のクリアーにチャレンジしました。
「Do you wanna teke Expressway?」
YesかNoかで帰ってくると思ったのですが、そんなに単純ではないですね。
「高速料金がいくらか」「高速を使うと、どのくらい早いのか」など、ネイティブならではのスピード感の英語で質問されました。(全部は聞き取れないけど、何となくわかるものですね)
「聞くんじゃなかった(汗)」
ただ、ここで諦めたらいつまで経っても高速利用の提案上手にはなれないので、金額だけでなく次のように言ったんです。
「Expressway are 11 minutes faster than regular roads.」
Google翻訳そのまんまの英文なので、正しいかどうか分かりません。
ただ、「Expressway!」という答えが返ってきたので、意味は通じたのでしょう。
業務効率化のため、インバウンドの外国人旅行客の接客のために、もっと英語を勉強しようと思います。
④ 抜10万円を目指して青タン全力
午前中は全然駄目でしたが、青タン前に抜きで67520円を作ることができました。
「青タン次第では、抜10万円出来るかもしれない!」
ただ、そんなにうまくはいかないですね。
実は、青タンタイム突入の10時は羽田空港に居たんです。(2回目の羽田時)
自腹高速で爆速で渋谷に戻りましたが、青タンタイム1発目のご乗車は22:40頃になってしまいました。
また、単価もこんな感じだったんですよ。
- 渋谷→西新宿:2500円
- 成子坂→新宿プリンス:1300円
- 歌舞伎町→築地4丁目近く:4300円
- 渋谷→新宿2丁目:2200円
- 歌舞伎町→中野区:2200円
- 成子坂→目黒:5000円
- 中目黒→上町:3300円
- 246→恵比寿:1900円
- 渋谷→飯田橋:4100円
- 渋谷→西五反田:3100円
全然、万収が出ない…
帰庫時間ギリギリまで粘りたかったのですが、渋谷から営業所方面ではない西五反田に飛ばされて諦めました。
今日は新宿も渋谷もゾンビ状態だったので、「絶対に達成する!」と最後まで頑張ったんですけどね…
誰かロングのお客さまを捕まえるコツ教えてください
m(_ _)m
1日を通しての反省・課題・気づきなど
前から思っていることなのですが、「今日はパーフェクトだった!」という乗務は1度たりともないんですよね。
抜10万円と軽々しく言いましたが、出来る限りパーフェクトに近い乗務をした上で「運」も味方につけることが出来なければ達成できない高いハードルだと感じました。
年末の繁忙期に達成できるかな~
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