現役タクドラのけんです。
最初に言っておきますが、この日の営収は渋いです…
ただ、営収には変えられないというか、タクドラでなければなかなか経験できないようなことがありましたので、その件について書かせて頂きました!
ブログ記事を面白く読んでもらうための表現を使うことがありますが、普段の接客・接遇は丁寧にしておりますのでご了承ください。
営収報告
今回、乗車した日の営収は以下の通りです。
乗務結果
営収 | 59700円 | 走行距離 | 208.1km |
チケット | 33240 円 | ハンドル時間 | 975時間 |
クレジット | 9000 円 | 休憩時間 | 216時間 |
現金 | 17400 円 | 出庫・帰庫 | 7:03 – 2:54 |
※ 障害者割引60円あり
① ちょっとレベルが違う富裕層のお客さま
年齢・性別 | 女性1名 | 利用料金 | 2700円 |
状況 | 秘密 | 距離 | 4.7km |
いきなりですが、今日のメインのお話をします。
タクドラは、有名人や芸能人の方などをお乗せする機会があり、ある程度の期間やっていると「あの人を乗せたことある!」みたいな話は誰もが持っていますよね。
そのような経験の中でも、これを超えることはなかなか無いという経験をしました。
※ 私は普段からお客さまが特定されてしまうようなブログ記事は書きませんが、今回に関しては0.1%たりともお客さまが特定されるようなことがあってはいけないので、時間・場所などに関する一切の情報は書いてありません。
空車で走っていると、会社の無線で配車依頼がきました。
会社のドライバーの中には、「無線は美味しくないから取らない!」と無視を決め込んでいる人も多いのですが、私は基本的に頂けるものはありがたいと思って取るようにしています。
ですから、この日も迷わず取ったのですが、迎車場所まで行くのに時間がかかり、到着後お客さまがご乗車されるまでに時間がかかり、更にお客さまが忘れ物をして届けに行くのに時間がかかり…
かなりの時間がかかってしまいました。
タクドラは時間との勝負みたいなところがありますから、営収に影響が出ましたが怒りや嫌な感情はありません。
タクドラとして生活できているのは「会社のおかげ」ですし、その会社のお得意さまということであれば「喜んでお受けする」というスタンスだからです。
さて、前置きはこのくらいにして本題に入りますが、迎車地に着いたらとんでもない豪邸だったんですね。
「凄いな~、こんな大きな家を建てられるなんて、どんな仕事をしているんだろう…」
こんなことやあんなことを考えていたので気が付かなかったのですが、「もしかして…」と休憩時間に調べてみたら…
その豪邸の所有者がとんでもない大物の方だったんです!
多分、その方のことを知らない日本人はいませんし、私はその方の出している書籍を読んだことがあるくらいです。
お乗せしたのは、ご本人ではなくご家族の方だったのですが、この仕事をしていなければ一生接点はありませんので、「これってタクドラの仕事の醍醐味のひとつだよな~」としみじみと感じました。
ちなみに、そのご家族の方は「いわゆる成金のようなタイプ」ではなく、本当に普通で優しそうな良い方でしたよ。
この件に関しては、会社の超お得意さまのようなので、同僚のタクドラ仲間にも一切言っていません。
酔客好きかも
隔日勤務のタクドラは、21時間勤務で朝から翌早朝まで働きますので、時間帯によっていろいろなお客さまをお乗せしますよね。
私は、得意・苦手を作らないようにしているつもりでしたが、最近になって「酔客(酔っているお客さま)が好きかも!」と思うようになったんですよ。
今日も、男性ビジネスマンと仕事の話で、女性のお客さまとバリのビーチの話で車内は大盛り上がり!
もともと、営業マンをやっていたので「初対面の方の会話」には慣れていて、お酒が入って気持ちよくなっているお客さまであれば簡単に意気投合できるというわけ。
別に嫌いとは言いませんが、朝の通勤や午後の商談や打ち合わせ先へ向かうビジネスのお客さまってピリピリしているじゃないですか。
それに比べれば、酔っているお客さまの方がタクドラとしてもリラックスして運転に集中できます。(会話をしていると眠気もこないですし)
ただ、良いことばかりではなく、リバースされるリスクは常にありますけどね…
1日を通しての反省・課題・気づきなど
タクドラの仕事は稼ぎだけでなく、貴重な体験ができるのも魅力ですよね!
本当に驚いてしまうようなお客さまとの出会いに感謝です。
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