現役タクドラのけんです。
今日は日曜日なので「昼間にどんだけやるかにかかってる!」と思って早出したのですが、結果的には3連休の中日で夜もお客さんがいました。(そのくらい把握しとけって話ですよね…)
今日はお乗せしたお客さまのことの他に、休憩を取る場所について自分なりに工夫していることを書いてみたいと思います。
ブログ記事を面白く読んでもらうための表現を使うことがありますが、普段の接客・接遇は丁寧にしておりますのでご了承ください。
営収報告
今回、乗車した日の営収は以下の通りです。
乗務結果
営収 | 80750円 | 走行距離 | 273.5km |
チケット | 33100 円 | ハンドル時間 | 1033時間 |
クレジット | 36470 円 | 休憩時間 | 181時間 |
現金 | 11750 円 | 出庫・帰庫 | 6:53 – 3:07 |
※ 障害者割引50円、ETC代620円あり
① 豊島区から乗車した超個性的な若い女性のお客さま
年齢・性別 | 女性1名 | 利用料金 | 4600円 |
状況 | アプリ配車・中国系!? | 距離 | 8.3km |
記事の冒頭に書いた通り、「今日は日曜日だし日中勝負だ!」と思い込んでいたので、4時半起きで出社し7時前には営業所を出ました。
7:09には一人目のお客さまをお乗せすることが出来ましたが、その後苦戦し二人目のお客さまをお乗せするまで20分も時間が空いてしまったんですよね…
「少し単価の高いお客さまが来ないかな…」
そんなことを考えているとアプリが鳴ったので、お客さまを迎えに行きました。
ただ、迎車場所にいたのは緑の髪の毛にピンクの洋服を着た推定20代前半(見た目は10代にも見える)の女性だったので、「近距離か…」と思ったのですが…
分からないものですね。
豊島区から港区まで4600円のお客さまでした。
あと、この女性の名前が中国人っぽかったのと、挨拶もアイコンタクトもなく無言で乗車してきて沈黙しているので、「中国人で日本語分からないのかな…?」と思っていたのですが…
降りるときに「領収書は必要ないです!」と言ってきたんです。
「日本語話せるんかい!」って、思わず突っ込みたくなりました(爆笑)
②NHK関連プロダクションのお客さま
年齢・性別 | 30代の男性1名 | 利用料金 | 8700円 |
状況 | 手上げ・帰宅時 | 距離 | 20.8km |
繰り返しになりますが、三連休の中日ということをすっかり忘れいて、「とにかく日中勝負!」と思っていたのですが、休みの割に無線もアプリ配車もサッパリ…
代々木公園でイベントをしていたので行ってみましたが、人はいるものの手をあげる人はいません。
ただ、最近乗車率に拘っているので、「何とか渋谷でお客さまを拾いたい!」と思って東急ハンズの辺りを流していると…
その先に立っている男性の手があがりました。
「また近場かな…」なんて思いながら「どちらまでいらっしゃいますか?」と聞くと、「富ヶ谷から中台まで首都高で〇〇まで!」と言うじゃないですか。
(゚∀゚)キタコレ!!
11時台だったので、この時間の8700円の営収はでかい!
お客さまがNHK関連プロダクションの方だったので、いろいろと興味深いお話を聞きながらの楽しい時間となりました。
ここで初心者タクドラの方に1点注意点があるのですが、富ヶ谷から中台方面の首都高は地下トンネルが多くカーナビアプリによってはGPSの電波が届かなくなる可能性があります。
首都高で出口を間違えたりしようものなら、お客さま激怒&高額自腹が待っていますので十分に気を付けてください。
③ 休憩中に声をかけてきたイタリア人3人組
年齢・性別 | 30代の男性2名・女性1名 | 利用料金 | 4600円 |
状況 | 休憩中に声をかけられる | 距離 | 9.7km |
ちょっと経験のあるタクドラの方であれば経験のあることだと思いますが、今回の記事で一番お伝えしたかったのがイタリア人旅行客3人組の事例です。
とある場所(穴場休憩スポットなので場所は伏せます)で休憩していました。
「あと、15分で乗務再開するか…」
そんな感じで目薬をうったり、メガネのレンズを拭いたりしていたら、スパニッシュ系と思われる女性が助手席の窓ガラスをコンコンノックしてきました。
スマホに表示された住所を見せながら、「How much?」と質問。
「タクシーに乗りたいけど、手持ちの現金に限りがあるんだろうな…」と思い、カーナビアプリで調べたら9.7kmだったので、電卓アプリに5000円と表示させたのを見せました。
交渉成立して目的地までお送りし、無事お会計も済んだから良かったのですが、ちょっと前に「羽田まで送った中国人が手持ちの現金が足りなくて大騒ぎ」という経験がトラウマになっていたので、お互いに完全に言葉を理解できない相手との交渉は緊張しますね…
そうそう、新人タクドラの方にちょっとしたコツをお教えしますが、休憩場所は出来るだけ人が多いところを選ぶといいです。
人気のないところで休憩を取りたい気持ちは分かりますが、人がいるところだと休憩直後にお客さまをお乗せして乗務再開できることが多いからです。
ちなみに、私はこの事例のイタリア人旅行客の他に、池袋で女性客を休憩直後に乗せています。
あと、「さあ、休憩終わったし、乗務再開だ!」と配車アプリを立ち上げるなんてことしてないですよね?
少なくても5分前にはエンジンをかけてアプリを起動させ、乗務再開はアプリ配車からスタートできる確率を上げるようにしましょう!
④ 経由地2ヶ所の万収のお客さま
年齢・性別 | 30代の男性2名・女性1名 | 利用料金 | 10350円 |
状況 | 手上げ・食事帰り | 距離 | 18.6km |
最後は、久々の万収のお客さまの事例を。
「さて、もう1本やって終わりにしよう!」とコンビニで顔を洗って気持ちを入れ替えて歌舞伎町に向かうと、区役所通りで手が上がりました。
「ちょっと、遠いんですけど大丈夫ですか?」と男性のお客さま。
「いいに決まってるじゃん!」
しかも、連れの女性の方、更に合流する男性の方がそれぞれ行き先が違うという超絶パターン(笑)
ただ、結果的には最後に降車された男性のお客さまの行先の途中に連れの2人が降車されたので、そこまで距離は伸びなかったのですが万収になりました。
ちなみに、最終目的地は青戸8丁目!
地理試験で絶対に覚える交差点ですよね(笑)
「ここが青戸8丁目か!」って感動したなぁ~
1日を通しての反省・課題・気づきなど
最近思うのは、タクドラは淡々と乗務をこなすのが一番かなと。
クレーマーみたいな客、アプリのキャンセル、ワンメーター、空車時間が長引く etc など、いちいち落ち込んでいたらキリがないですからね。
「実車率を上げる」「単価を上げる」など、やるべきことは沢山ありますが、「何かやる気ないな…」とか「今日はや~めた」みたいなことが無いようにするのが大切な気がします。
コメント