現役タクドラのけんです。
この記事は、実際の営業収入やその日にお乗せしたお客さまのこと、ちょっとした気づきや反省などをまとめてあります。
今日は青タン前に62600円を積んでいました。
「今日良い感じじゃん!」
そう思ったのですが、タクシーの仕事はそんなに甘くないですね…
結論から言えば、青タンは13000円しか営収を伸ばすことができませんでした💦
期待していただけに凹むわ~
ブログ記事を面白く読んでもらうための表現を使うことがありますが、普段の接客・接遇は丁寧にしておりますのでご了承ください。
営収報告
今回、乗車した日の営収は以下の通りです。
乗務結果
営収 | 81300円 | 走行距離 | 233.1km |
チケット | 44910 円 | ハンドル時間 | 993分 |
クレジット | 23600 円 | 休憩時間 | 237分 |
現金 | 13200 円 | 出庫・帰庫 | 7:20 – 3:50 |
① 銀座~南池袋のお客さま
年齢・性別 | 20代の男性1名・女性1名 | 利用料金 | 5210円 |
状況 | アプリ配車・旅行客 | 距離 | 10.4km |
銀座の某ホテルに宿泊している外国人カップルがアプリで呼んでくれて迎えに行きました。
カーナビタイムで調べたところ、首都高を使うと下道より15分早いので提案したら「OK」ではなく「Thanks!」って返ってきたんですよね。(土橋から乗ったのですが、合流のレーン短すぎ💦)
全ての外国人観光客がそうとは言いませんが、旅行の時間は限られていますので「高速を使いますか?」だけでなく、「高速を使うと●分早いですよ!」とメリットをセットで伝えると親切!
タクドラとしても効率が良くなるので、良いことしかない!!
② 「道、教えますよ!」を信用してはいけない
今日は、万収など見せ場が無かったので、ちょっと気が付いたことを。
「道、教えますよ!」とか「言うから、取り合えず車出して!」とか言うお客さんっているじゃないですか?
あれ、絶対に信用したら駄目ですね💦
まさに、今日そんなお客さまいたのですが、2人は携帯電話でずっと電話、1人は完全に眠っていたんですよ。
「約束と違うだろ!」
そう思っているのはタクドラだけで、お客さまの中には完全に忘れてしまうようなタイプもいるわけです。
ですから、自分の場合は、「だいたいの目的地」だけでも聞き出し、それを信号待ちのときなどにナビに打ち込み、更に「教える」と言っているお客さまの気分を害さないように、ナビを消音にするようにしています。(自分はレアケースを除いては、敢えてナビの音を出してお客さまにも聞こえるようにしているので)
もちろん、電話中でも「次の信号右ね!」と教えてくれるお客さまもいますが、中には話に夢中で道案内のことをすっかり忘れてしまうお客さまもいますし、交差点の直前で「「あ!ここ右!!」みたいに突然指示するお客さまもいますからね。
あと、「さすがに●●通りは知ってるでしょ!」とお客さまが思っていると道案内が無いこともあります(笑)
右も左も分からない新人タクドラさんにとっては冷や汗ものなので、「教える」と言われてもナビは絶対に使った方がいいですよ!
③ 「素敵!」とお客さまから褒められた話
今日、女性のお客さまから「素敵💛」と言われました。
ただ、見た目や声を褒められたわけではありません(爆笑)
このお客さま、六本木でタクシーに駆けよってきたかと思ったら、乗り込むなり「住所いいですか!?あと、急いでください!19時に約束があるんです!!」って言うじゃないですか。
時間は18時台だったので、帰宅の車で道路が混む時間帯。
ナビを打ち込んだら到着予定時刻が19:07
ただ、渋谷の街中を通過するルートだったので、「少し大回りになるけど、街中を避ければ間にあうんじゃね!?」と思ったんです。
ですから、その旨を説明し、更に「アクセル、ブレーキワークが少々強くなるのをご了承ください!」と言ってキビキビ走った結果…
目的地に1分前に到着することができました✨
そして、その仕事ぶりに感激したお客さまが言ったのが「素敵💛」だったというわけ。
もちろん、喜んで頂いたのは嬉しかったですが、ただ実際にやってみて思ったのは「二度とやらない」です。
急げば急ぐだけ事故や違反のリスクが上がるので割に合いません。
また、運転日報の総合評価がBになってしまいました…(急発進・急加速・急減速をABCの3段階で評価するやつ)
ただ、「急いでる!」と言われてチンタラ走るわけにはいかないので、急いでいる演出はしようと思います(笑)
1日を通しての反省・課題・気づきなど
今日の夜の渋谷道玄坂、新宿歌舞伎町は人が少なかったですね。
人が少なくてもタクシーはいつも通りいますから、空車だらけで仕事になりません。(ライドシェアとか騒いでますけど、思いっきりタクシー足りてるというか余ってるじゃん…)
渋谷を諦めて歌舞伎で5900円のミドルを引きましたが、「繁華街がこれだけ過疎ってたら、これ以上やっても無駄だな…」と早めに帰庫することにしました。
「まぁ、こんな日もあるよな…」と思ったのですが、営業所で納金しているときに先輩タクドラの運転日報をこっそり覗いたら10万円とか11万円やっている人がいたんですよ。
正直、今の自分の知識・経験・実力では、「夜、思いっきり過疎っていた平日に、どうやったら10万円も営収を作れるのか」が想像すらつきません。
ただ、実際にそれだけやっているということは、頑張り次第でまだまだ伸びしろが残っているということなので、もっと勉強して実力をつけたいと思います!
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