タクシードライバーの仕事ってどんな感じ!?メリット・デメリットを現役タクドラが徹底解説!

タクシードライバーの仕事ってどんな感じ!?メリット・デメリットを現役タクドラが徹底解説! 未分類

「タクシードライバーの仕事ってどんな感じなんだろう…」という求職者の方に、現役タクシードライバーがメリット・デメリットを分かりやすく解説します!

タクドラになってから、「やっぱり自分に合ってない…」みたいなことになったら悲惨ですので、参考にしてみてください。

タクシードライバーの仕事のメリット① 時間の自由がある

タクシードライバーの仕事のメリット① 時間の自由がある

まずは、タクシードライバーのメリットからお教えします。

1つ目のメリットは、時間の自由があるです。

タクシードライバーの勤務体系は、昼日勤、夜日勤、隔日勤務の3種類なのですが、多くの新人ドライバーは隔日勤務になると思います。

この隔日勤務の場合、月11~13乗務で他の日はお休みなんですね。

また、しっかりとシフトが決まっていますので、土日・祝日だけでなく平日の昼間にも自由な時間を持て、役所や銀行などの所用で出かかるのにも便利です。

タクシードライバーの仕事のメリット② 歩合給・チップ

タクシードライバーの仕事のメリット② 歩合給・チップ

タクシードライバーのメリットとして、歩合給なので頑張り次第で稼げる、お客さまからチップを頂けることがあるというものがあります。

ほとんどのタクシー会社は、売上の50%~60%くらいの範囲がタクドラの取り分になる歩合給なんですね。

ですから、1乗務で6万円売り上げれば3万円~3.6万円くらい稼げるというわけです。(ちなみに、現在はタクシーバブルなので、1日10万円以上売り上げるタクドラも珍しくありません。※記事執筆時)

そして、歩合給でありながら最低保障給、各種保険や年金などがあるので、安心して仕事ができるのもメリットだと思います。

更に、顧客満足度の高い接客・接遇をするとチップを頂けることもあります!

そんなに頻度は高くないですが、チップを頂ける仕事がほとんどないことを考えれば、これもタクシードライバーンのメリットだと思います。

タクシードライバーの仕事のメリット③ 多くの人との一期一会の出会い

タクシードライバーの仕事のメリット③ 多くの人との一期一会の出会い

老若男女の多くのお客さまとの一期一会の出会いがあるのも、タクシードライバーのメリットです。

もちろん、店舗のスタッフも多くのお客さまの接客をしますが、仕事と関係ない会話はありませんよね。

一方、タクシーの場合には、車内にはお客さまとタクドラしかいませんので、世間話から身の上話まですることもあり、お客さまと意気投合して大盛り上がりなんてこともあります(笑)

更に、芸能人や有名人のお客さまをお乗せすることもあるんですよ!

ですから、接客が好きな方は、「次はどんなお客さまをお乗せすることになるのかな~」とワクワクが止まりません。

タクシードライバーの仕事のメリット④ 社内の煩わしい人間関係がない

タクシードライバーの仕事のメリット④ 社内の煩わしい人間関係がない

4つ目のメリットは、社内の煩わしい人間関係がないです。

いつの時代も会社を辞める原因の上位に人間関係がありますが、タクシー会社においては煩わしい人間関係は少ないですね。

勘違いしないで欲しいのは、気難しい人や厄介な人が全くいないということではありません。タクシー会社には、「他の会社で良好な人間関係を構築することが出来なかった」という人が多いので、変わった人や癖の強い人も多いのも事実。

ただ、出発前の出庫、帰ってきたときの入庫以外は独りで運転しているわけですから、社内の人間関係なんて気にする必要すらありません。

ですから、気の合う人、良い情報をくれる人など、自分が関わりたいと思った人だけと仲良くしておけばいいので気が楽です。

タクシードライバーの仕事のメリット⑤ オンとオフを完全に分けられる

タクシードライバーの仕事のメリット⑤ オンとオフを完全に分けられる

タクシードライバーの5つ目のメリットは、オンとオフを完全に分けることができるです。

仕事にもよりますが、休みの日に「そういえば、あの件どうなってるの?」と会社から電話がきたり、お客さまからの問い合わせに対応したりしなければならない仕事も多いですよね。

その点、タクシーの仕事は乗務が終わってしまえば完全に完結するので、休みの日に仕事の対応が必要、仕事のことを考えなければならないということはありません。

最高ですね!

タクシードライバーの仕事のデメリット① 長時間の運転

タクシードライバーの仕事のデメリット① 長時間の運転

タクシードライバーのデメリットに、長時間の運転があります。

どんなにドライブが好きな人でも、1日15時間以上は運転することになるタクシーの仕事は、心身ともに疲れます。

高い集中力を保たなければ、事故や違反のリスクが上がりますし、普通に運転しているだけでも腰痛などの体の負担が大きいです。

タクシードライバーの仕事のデメリット② 収入の不安定さ

タクシードライバーの仕事のデメリット② 収入の不安定さ

毎月一定の収入が入ってくるとは限らないのも、タクシードライバーのデメリットのひとつです。

タクシードライバーの仕事のメリット②で歩合給をあげたので、「矛盾してない?」と思ったかもしれません。

歩合給で稼げるというのは本当なのですが、今現在はお客さまの需要に対してタクシーが足りていない「コロナ後のタクシーバブル禍」なので稼ぎやすい環境なんですね。(※当記事執筆時)

ですから、再びコロナウイルスにより重症患者が増えたり、新しい感染症が蔓延したりすればお客さまは激減しますし、景気の影響もモロに受けます。

また、タクシーの仕事には繁忙期と閑散期がありますし、タクドラ自身の能力・スキル、努力、モチベーションなども収入に大きな影響があります。

タクシードライバーの仕事のデメリット③ 続けたくても退場になるリスクがある

タクシードライバーの仕事のデメリット③ 続けたくても退場になるリスクがある

タクシーの仕事のデメリットの3番目は、仕事を続けたくても退場せざるを得ないことになるリスクがあるというものがあります。

隠してもしょうがないので正直に言いますが、タクシードライバーの離職率は高いです。

離職する理由が「タクシーの仕事が自分に合わなかった」というのであればしょうがないですが、「違反で免許の点数があっという間に無くなってしまった」「大きな事故を起こして会社に居づらくなってしまった」のように「仕事を続けたくても続けられない状況になってしまう」という悲惨なケースがあることもお伝えしておきますね。

タクシードライバーの仕事のデメリット④ 命の危険がある

タクシードライバーの仕事のデメリット④ 命の危険がある

タクシードライバーの最大のデメリットは、命の危険があるということです。

そして、その命とは自分の命とお客さまの命、更に他の車やバイク、自転車、歩行者などの命です。

タクドラのちょっとした気の緩みや過信で、衝突事故、巻き込み事故などを起こしてしまう可能性は少なくありませんし、自分だけでなくお客さまや歩行者などを危険にさらすことにも…

また、自分がどんなに気を付けていても、居眠り運転の車や高齢者の車が突っ込んでくるというリスクもあります。

ちなみに、私は出庫前に「今日も1日何事も無く無事に帰ってこられますように!」と祈るのがルーティンになってしまいました。

タクシードライバーの仕事のデメリット⑤ 接客・接遇のストレスがある

タクシードライバーの仕事のメリット⑤ 接客・接遇のストレスがある

最後のタクシードライバーのデメリットは、接客・接遇のストレスがあるです。

コミュ力があって一期一会の出会いを楽しめる人はタクシーの仕事は楽しいと思えますが、一方でコミュ力に自信が無い方にとってはストレスに満ち満ちた仕事になってしまいます。

また。新人ドライバーが「お客さまに迷惑をかけられない」という理由で丁寧な目的地や経路確認をしたら「さっさと車出せよ!」と怒られる、「申し訳ありませんが、道を教えて頂けますか?」とお願いしたら、「道が分からない!?お前プロじゃないのかよ!?」と怒鳴られたり、嫌味を言われることもあるので、ストレス耐性も必要です。

まとめ

タクシードライバーの仕事がどんな感じかを知ってもらうために、メリット・デメリットを5つずつご紹介しました。

デメリットを読んで「何だか大変そう…」と思ったかもしれませんが、多くの方がタクシードライバーで生計を立てているという事実もあります。

タクシードライバーには、他の仕事と比べて「誰でもいつでもなれる」ので、メリット・デメリットの両面からじっくり考えて決断するようにしてください!

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