良いタクシー会社の選定方法

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タクシードライバーを目指している方向けに、現役タクシードライバーの私が「良いタクシー会社を選ぶときのポイント」をズバリお教えします。

良い会社に入社するか悪い会社に入社するかの違いで、仕事の安定性や収入、組織に所属している社員としての満足度が大きく変わりますので気を付けてださい!

規模の大きい会社を選ぶ

規模の大きい会社を選ぶ(タクシー会社の選び方)

良いタクシー会社の選び方で最初に上げたいのが、規模の大きい会社の中から選ぶという点です。

大手4社の日本交通・大和自動車・国際自動車(km)・帝都自動車、準大手の日の丸交通・東都自動車・グリーンキャブ・コンドルタクシーなど、それ以外であれば協同組合の東京無線に所属しているタクシー会社の中で比較的規模が大きい会社から選ぶといいでしょう。

その理由は以下の通り。

経営が安定しているから

タクシーは薄利多売の代表のような業種なので、不景気・コロナのようなパンデミック・今後解禁になる可能性が出てきたライドシェアなどが業界に悪影響を及ぼせば、規模の小さい会社はあっという間に倒産してしまうリスクがあります。

「タクドラの稼ぎは自分次第」とはいえ、所属している組織が無くなったらどうしようもありません。

そういう意味で、規模が大きい大手・準大手のタクシー会社は他の中小会社よりは体力があるので安心です。

バックアップ体制がしっかりしているから

タクドラとしてデビューするためには、「地理試験に合格する」「二種免許取得のために教習所に通う(実技と学科の試験有)」「接客・接遇を覚える」「各種決済の方法を覚える(タクシーならではのメモ納金などもある)」「お客さまが車椅子のまま乗車する際の手順を覚える」など、クリアーしなければならないことが沢山あります。

しかし、中小の会社の中には「地理試験対策」などが全く無く、過去問を渡されて「これ使って自力で合格して!」と完全独学でやることになるような会社も存在するんですね。

ちなみに、私が地理試験を受けた感覚で言えば、地理試験対策など会社のバックアップがあって最低2週間、何のバックアップもなければ合格するまでの勉強期間は最低1ヶ月は必要かな…

ちなみに、私が働いている会社は地理試験の受験対策だけでなく、営業所に配属されてタクドラとしてデビューするまでの間「1日1万円の育成費用」と「お昼はお弁当or500円の支給」がありました。

あと、二種免許取得のための教習所や合宿免許の手配、その費用負担もしてくれましたよ。

デビュー前のトレーニング・指導があるから

タクドラの仕事は「運転だけ」ではありません。

目的地や住所を聞いた後にできるだけ迅速に車を走り出させる必要がありますし、「この交差点はオーバーパスではなく、敢えて側道を走った方が早い」などの交通事情を覚えたり、お客さまが不快にならないようなドア開閉時の声かけやシートベルト着用の協力を促す、現金だけでなく、クレジットカードや交通系ICカード、各種QR決済、チケットetc の決済方法を覚えるなど、デビュー前に身に付けなければならないことが山ほどあります。

ですから、研修制度がある大手を選んだ方が安心というわけ。

また、どんなところにお客さまがいるか、どんな走り方をすればお客さまをお乗せできるかなど、稼ぎに直結する営収(売上)アップの指導をしてくれる会社もあるんですよ!

信頼を得ている、固定客がいるから

「〇〇タクシーしか利用しない」という特定の会社を信頼しているお客さまも珍しくありませんし、専用乗り場を多数確保しているのは大手の会社です。

また、大手の中には「チケットを使う法人のお客さまの利用が多い」という特徴がある会社もあり有利です。

アプリ配車に強い会社を選ぶ

アプリ配車に強い会社を選ぶ(タクシー会社の選び方)

良いタクシー会社の条件として絶対に外せないのが、アプリ配車に強い会社を選ぶということです。

テレビCMで有名なGO、外国では常識のUber、その他にもDiDi・S.RIDE、タクシー会社のアプリMK・大和自動車アプリ・フルクル(国際自動車)・ココきて・TAXI(帝都自動車)など、タクシーを呼べるアプリは沢山ありますが…

正直、GOとUberの配車数が圧倒的なので、このアプリを導入している会社を選ぶといいでしょう。

また、アプリではありませんが、東京無線の配車数も多いので「世田谷」など地域によっては美味しい思いをすることが出来ると聞いたことがあります!

稼ぎやすい報酬体系の会社を選ぶ

稼ぎやすい報酬体系の会社を選ぶ(タクシー会社の選び方)

タクシー会社は固定給は存在しますが「実質的には歩合」の仕事なので、稼ぎたいのであれば少しでも歩合率が高い会社を選ぶようにしてください。

また、高速代やクレジットカード手数料の自己負担率も会社によって違うので注意が必要です。

これに関しては、ネットで検索しても情報が無いので、「知り合いのタクドラに聞く」「休憩しているタクドラの人に教えてもらう」「面接を受けに行って質問する」「エージェントの人に情報をもらう」など、自分なりに努力しましょう!

たいして調べずに入社して、蓋を開けてみたら「厳しい足きりがあって稼げない」ではシャレになりませんよ。

ジャパンタクシーに乗れる会社を選ぶ

ジャパンタクシーに乗れる会社を選ぶ(タクシー会社の選び方)

新人タクドラのときから「ジャパンタクシー」で乗務させてくれるかどうかは、良い会社を選ぶ上で重要なポイントです。

ジャパンタクシーは車内空間が広く快適なだけでなく、少々の荷物や小さなキャリーバッグなどであればストレスなく車内に持ち込むことができたり、車椅子ごと乗車することも可能です。

先頭のセダンタイプのタクシーを露骨にスルーして、2番目に並んでいるジャパンタクシーを選ぶようなお客さまも多いんですよ!

更に、ジャパンタクシーはお客さまが乗り降りする左後ろのドアがスライド式なので、大きく開閉する昔のタクシーよりも左に寄せて停められらり、開閉時の事故のリスクも減るというメリットもあります。

労働環境が整っている会社を選ぶ

労働環境が整っている会社を選ぶ(タクシー会社の選び方)

良いタクシー会社を選ぶ際には、少しでも労働環境が整っている会社を選ぶようにしましょう!

例えば、営業所の社屋はもちろん、シャワー室や仮眠室が綺麗かどうか、洗い屋さんやLPGスタンドが営業所内か近隣にあるかどうかなどは、良い会社を選ぶ上でとても重要な要素です。

会社によっては、A営業所は昔からあって汚いけど、B営業所は建て替えたばかりの新社屋でキレイということもあるので、ちゃんと調べるようにしてください。

自分にあった社風の会社を選ぶ

自分にあった社風の会社を選ぶ(タクシー会社の選び方)

見抜くのは簡単なことではありませんが、自分にあった社風の会社を選ぶのも重要なことです。

タクドラの仕事は、そのほとんどを車内で過ごすので「会社の雰囲気とか人間関係なんて気にする必要ないじゃん」と思うかもしれません。

しかし、タクシー会社によっては「軍隊のような厳しい雰囲気」だったり、運行管理者などの内勤の人が気難しかったり、所属しているドライバーの民度が低い会社も存在しますから。

ただ、入社してみないと分からない部分でもありますよね…

ちなみに、私の場合はエージェントの方が「元タクドラ」だったので、会社の雰囲気について教えてもらえました。

あと、面接のときの担当者の態度なども社風を見抜くヒントになるので、注意深く見るようにするといいですよ!

まとめ

良いタクシー会社の選定方法について、6つほど具体例をあげて解説しました。

もし、「もっと詳しい話が聞きたい!」とか「良いエージェントを紹介して欲しい」という方は、以下の問い合わせフォームからご連絡ください!

私が知っている情報で良ければ、全てお教えしますので。

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